家に帰って床拭きをしていませんか?
仕事から疲れて帰ってきて、ドアを開けた瞬間に漂うあのおしっこの臭い…。
私も愛犬を迎えたばかりの頃は、フローリングの溝に入り込んだ汚れを必死に拭き取りながら、なんでトイレでしてくれないの?と泣きたくなるような気持ちになったことが何度もありました。
カーペットを何枚もダメにして、部屋中がトイレシートだらけになってしまったことも。
でも、先輩飼い主さんに相談して気づいたのは、犬はきれい好きな動物だから、教え方さえ合っていれば必ず覚えられるということでした。
もし今、うまくいかなくてイライラしてしまっているなら、まずは深呼吸してください。
「ここがトイレだよ」というルールが、まだうまく伝わっていないだけなのです。
私と一緒に、愛犬に伝わる成功への近道を確認していきましょう。
成功のカギは待ち伏せと場所の限定です
トイレトレーニングで一番大切なのは、失敗させない環境を作ることです。
まだトイレを覚えていない子犬にとって、広すぎる部屋はどこでおしっこをすればいいの?と混乱する原因になってしまいます。
まずは、サークルやケージを使って行動範囲を制限し、その中に寝床とトイレトレーを設置します。
そして、ワンちゃんが排泄したくなる3大タイミングを狙って、トイレへ誘導(待ち伏せ)しましょう。
- 寝起き(朝起きた時、昼寝から目覚めた時)
- 食後・水を飲んだ直後
- 激しく遊んだ後や、運動した後
このタイミングで、愛犬が床の匂いを嗅ぎながらクルクル回り始めたら、それが合図です。
すぐにトイレシートの上に連れて行き、サークルの扉を閉めて見守ります。
そして、見事におしっこができたら、「すかさずいい子!!」と褒めちぎって、ご褒美のおやつをあげてから外に出してあげてください。
トイレですると、褒められるし外で遊べる!と学習させることで、自分からトイレに向かう動機付けになります。
失敗しても絶対に叱らないが鉄則です
もしトイレ以外の場所で粗相をしてしまっても、絶対に叱ってはいけません。
「コラッ!」と大きな声を出したり、鼻先を押し付けたりするのは逆効果。
ワンちゃんはトイレ以外の場所でしたことを叱られたのではなく、排泄したこと自体を叱られたと勘違いしてしまうからです。
失敗を見つけたときは、心を無にして、まるで感情を持たないお掃除ロボットになったつもりで、無言で片付けてください。
もし、今まさにカーペットの上で腰を落としている(しそうな)瞬間を見つけたら、「あ!」と短く声をかけて動作を止めさせ、急いでトイレまで抱っこして連れて行きましょう。
間に合わなくて漏らしてしまっても、トイレの上で出し切れたならセーフ!として褒めてあげてくださいね。
次回の成功率を上げるためのお掃除テクニック
失敗した後に大切なのは、叱ることではなくニオイを完全に消すことです。
犬は自分の排泄物のニオイが残っている場所をここはトイレだと認識する習性があります。
- 酵素入りの消臭剤を使っていますか?
一般的な消臭スプレーではなく、ペットの尿臭を分解する専用のものを使うのがおすすめです。 - トイレシートにニオイをつけていますか?
失敗したおしっこを少しだけシートに染み込ませてトイレトレーに置いておくと、ここは自分のニオイがするから安心できる場所だと誘導しやすくなります。 - 足元の感触を変えていますか?
キッチンマットやラグなど、トイレシートと似た柔らかい感触のものは、区別がつきにくいため、覚えるまでは撤去しておくのが無難です。
トイレトレーニングは、一朝一夕にはいきません。
3歩進んで2歩下がるような日もあると思います。
でも、根気強く「成功させて褒める」を繰り返せば、必ず愛犬は応えてくれます。
失敗しても「まあ、そんな日もあるよね」と笑い飛ばして、焦らず向き合っていきましょうね。
