「どれくらい歩けばいいの?」正解は一頭ずつ違います
念願だったワンちゃんとの暮らし、想像していた以上に幸せで温かい時間ですよね。
いざお散歩デビューの日を迎えると、嬉しい反面、ふと疑問が湧いてきませんか?
この子にとって、今の距離で足りているのかな?
すぐに帰りたがるけど、運動不足にならないか心配…
私も初めて愛犬と歩いた日は、時計とにらめっこしながら本には30分って書いてあったから、あと10分歩かなきゃと、義務感で歩いてしまっていました。
でも、後になってわかったのは、お散歩に全犬種共通の絶対的な正解はないということです。
人間と同じで、ワンちゃんにも体力のある子、のんびり屋な子、外の世界が少し怖い子など、個性はさまざまです。
まずは一般的な目安を知った上で、愛犬に合わせたペースを一緒に探していきましょう。
サイズ別・お散歩の目安リスト
まずは、体の大きさごとの一般的な目安をご紹介しますね。
あくまで目安ですので、これを基準にしつつ、愛犬の様子を見て調整してみてください。
- 小型犬(チワワ、トイプードルなど)
時間:1回 15分〜30分程度
距離:1km〜2km程度
※体が小さい分、同じ距離でも歩数は多くなります。
無理に長距離を歩かせる必要はありませんが、気晴らしや社会化のためにも外の空気に触れることは大切です。 - 中型犬(柴犬、フレンチブルドッグなど)
時間:1回 30分〜60分程度
距離:2km〜4km程度
※体力がついてくるサイズです。
運動不足はストレスの原因にもなるので、朝晩しっかり歩くのが理想的です。 - 大型犬(ゴールデンレトリバー、ラブラドールなど)
時間:1回 60分以上
距離:4km以上
※非常に多くの運動量を必要とします。
ただ歩くだけでなく、広い場所でボール遊びをしたり、走ったりする時間も取り入れられるとベストです。
もちろん、これは成犬の場合の目安です。
まだ骨格が完成していない子犬や、足腰が弱ってきたシニア犬の場合は、この半分くらいの時間でも十分なことがあります。
今日はちょっと元気がないかな?と感じたら、無理せずカートに乗せて外の空気を吸うだけにしても、立派なお散歩ですよ。
数字よりも大切にしたい愛犬からのサイン
時間や距離よりも大切なのは、帰宅後のワンちゃんの様子です。
「足りているかな?多すぎたかな?」と迷った時は、愛犬が発しているサインをチェックしてみてください。
私も最初は不安でしたが、このサインを見るようになってから、時計を気にせず愛犬の顔を見て歩けるようになりました。
- ちょうどいいとき
帰宅後、満足そうに水を飲んで、リラックスして寝ている。
家の中でも穏やかに過ごせている。 - 足りていないとき
帰宅してもまだ遊びたそうにしている。
家の中で家具を噛んだり、イタズラが増えたりしている(体力が余っているサインかも)。 - 多すぎる(疲れている)とき
散歩の途中で座り込んで動かなくなる。
帰宅後、ぐったりして呼びかけへの反応が鈍い。
足を引きずったり、歩き方がいつもと違う。
特に夏場の暑い時期や、冬の寒い日は、体力消耗が激しくなります。
そんなときは「いつも通り30分歩かなきゃ」と思わず、10分で切り上げて室内遊びに切り替えるなど、柔軟に対応してあげてくださいね。
飼い主さんも無理のないペースで
お散歩は、ワンちゃんのためであると同時に、飼い主さんにとってもリフレッシュの時間であってほしいなと思います。
排泄を外でしかしない子の場合は少し大変ですが、そうでなければ家でボール遊びにしようと割り切っても大丈夫。
飼い主さんが笑顔でいることが、ワンちゃんにとっても一番の安心材料になります。
季節の風を感じながら、愛犬と並んで歩く幸せな時間。
数字にとらわれすぎず、お互いに心地よいペースを見つけていってくださいね。
